私を鍛えてくれるお客様、感謝！

　感謝してやなまい。自分のお客様であるが、自分が生きてきた中で学んだことをすっかり教えてくれる方である。過去のサラリーマン時代にお客様と喧嘩になり、辞表まで書いて血気盛んに自分のお客様に挑もうとした時、そのお客様を紹介してくれたＴ氏と出逢い、そのＴ氏の社長から言われたことば、「喧嘩は自分だけの問題ではない。紹介したＴ君の立場はどうなるのか？」そこで我がお客様は目が覚め、自分ひとりで責任がとれないものについて深く考えて、行動を慎むことを学んだ大変を語ってくれた。なるほど、自分一人でやっていることではなく、必ず自分は誰かの助けを借りている。その人に迷惑をかけることは絶対に避けねばならない。「血気の勇を戒めること」である。
非常に大切なことを教えて頂いた。

　それに加え、自分の主張、存在感がでるくらいの人物になることも教わることができた。何でも誠実に信頼をもってやることは肝心であるが、何かの時に「こいつに任せておけば大丈夫！」という存在感、どっしりとした安定感、人間力を身につける必要がある。どうすればそれができるようになるか？本気で向かい合い、リスクを取り、言い切る。絶対に自分がなんとかするという心の強さをオーラとして出せるように、反対や非難されても挫けることがない、本気さを出すこと、自分で責任を負う覚悟をすることである。

　また周囲に気をつけることも学んだ。その方は地元で仕事している関係もあるが、多くの人と気軽に挨拶をする。八方美人であるが、敵をつくらないことの大切さを学んだ。
ともすると人から陥れられることも平気でおこるのがこの世界の複雑なところである。確かに社内のＳ＆Ｔは自分のことをかなり吹聴しているらしい。いつの間には敵扱いされ、今やちょっと辛くて素晴らしい体験をしている。そのためには、自分から挨拶だけでもしておくことだ。誰とでも仲良くできるのが君子。「君子は和して同せず」、これでいい。

　多くのことを学ぶことができた。あとは実践に落とし込み、自然とできるまで意識付けをしていく必要がある。まずはだれでもできる「挨拶」に焦点を絞って行動してみよう！！