トレラン、長距離を制すには、エネルギー補給がカギを握る。
エネルギー不足(ガス欠)状態をハンガーノックと言うが、
体が動かなくなる状態が起こる。かなりやばい状態となってしまう。
以前マラソン駅伝に出場した際に、前日仕事が遅くなり夕食を
抜いてレースに臨んだ。
朝食は取ったもののエネルギー化されるには遅かったようで、
10㎞であったが完全にハンガーノック状態でなんとかバトンを
渡したが、これまでで最も辛いレースであった。
ハセツネではどれくらいのエネルギーが必要となるのか!
ネットで調べてみらた計算式は以下のようだ。
体重×10×時間!!!
となると、
55Kg×10×16時間(目標)=8,800㎉となってしまう。
実態はどうか?これまでのトレラン練習データを複数抽出して
平均値を出してみたら、
425㎉であった。もっと頑張れということなのかな(笑)
これを目標時間16時間に×と、
6,800㎉となる。
レースの2日前から糖質70%、たんぱく質15%、脂質15%の
カーボンローデングを実施して、2,000㎉を体内に蓄積する。
それでも、
6,800㎉ ー 2,000㎉ = 4,800㎉ が必要!!
上記が今手元にあるエネルギーアイテム。
でも2,000㎉なので、この倍以上の量が必要となる、荷物になる。
ここで、2年前のデータを検証してみた。
過去に実際に使ったアイテムは以下のようだ。
①水 1.5ℓ (寒かったから、あまり必要がなかった)
②どら焼き 3個 (510㎉)
③カロリーメイト 1箱 (400㎉)
④デキストリン 200ml (750㎉)
⑤黒砂糖 50g (180㎉)
⑥ジェル 2個 (400㎉)
合計で、2,240㎉。理論値と半分の結果であった。かなり小食。。。
さて、今回はどうなるか!ここからが新たな戦略となる。
おそらく前回より気温が高く、自分のスピードもアップするので、
前回のカロリーではハンガーノックリスクがある。
なので、上記写真アイテムに+αで、3,000㎉を用意していくか。
だがしかし、ジェルは吸収時間は15分と固形物より6倍も優れているので、
便利であるが、決して味はよくないのと、甘いので口の中が甘ったるくなる。
荷物量と相談して、吸収力、味、重さを考慮して、
楽しみながら持参するエネルギーを選定していこう!!!!
(今日は孫氏の兵法)
「算多きは勝つ」
戦う前にはきっちり戦略を練っておかないとね。
行き当たりばったりでは、勝つことはできないよ!!
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