2017年9月25日月曜日

トレラン・ハセツネへの道(その②)ートレランポール

長時間のレースには、ポール使用が可能な大会があり、
ハセツネもそのひとつだ。

トレランポールとは、これ、マイポール。



ポールを活用することで、体の負担が軽減でき、よい結果が期待できる
アイテムである。

使用頻度は高くないため、昨日は走りなれた大山コースでポールの
トレーニングを実施。

そこで、自分が感じたトレランポールのメリデメは、以下。

①メリット
・登りの際に上半身を使えるので、足への負担が軽減される。
・四輪駆動になるので、安定した走りが可能になる。
・何かを握っていると、なぜか安心できる。

②デメリット
・荷物が増える。
・平地や軽い下りを走る時には、邪魔になる。
・木の根にはまって、抜けなくなる。
・スピードが落ちる。
・荷物を取り出すときに立ち止まることになる。

デメの方が多い。でも活用の練習をすればもっとうまく走れる。
単に練習不足な状態であろう。

今回の練習は、テンポよく進むこと、下半身を安定させてみることが
狙いであり、ポールの運び方や暗闇等で敢えて使用しないことを
シミュレーションしながら練習を行った。

そのおかげで、体の軸をブラさずにトレランポールに支えられることが
体験できた。

今回はひとりでのコソ連であったが、なかなかスムーズに走ることが
できた(前半まで)。

大山の神社に常日頃の幸せに感謝し、もっと素晴らしい世界に導いて
もらえる様に足取りが軽く、自己タイム更新を目指して、折り返し
地点を通過した。

調子よくリズムにのって走っていると、
まさか・・・・・・・・・・・・・!?
腹痛が襲ってきた!

なぜか????
おそらくアーモンドの過剰摂取からかもしれない。

走る前には繊維質はNGらしい。
自分はエネルギーが高く、ポリポリと味が美味しい
アーモンドを選択してしまった。

確かに美味い、でも・・・やめられない!止まらない!
だが、あとで知ったが、ナッツ系はランニングのNG食品であった!

折り返しから2キロくらい進むと、ゴロゴロとした響きが体内で
こだましている。やばい、急がないと!
足を速めると、今まで以上に内臓が呻きだすのだ。

もうトレランポールのトレーングどころでない。
一刻も早く下山したい、と残り8KMをなんとかこなそうと必死で
歩き続けた。

しかし・・・・・・・
内臓は自分を許してくれない、そうナッツの逆襲が始まってしまった。

どうするか!やばい!!落ち着こう!!!ともの思いにふけりながら
進んでいく。

だがしかし・・・・・・・
腸は限界、そして、私は、、、これまで経験したことのない世界に
導かれることになった。でもこれで、今までより自由な自分を手にする
ことができた(笑)。

ここでは、これ以上は無理であるが、第2波、第3波と戦い続け、
ある意味でトレランよりも危機対応の実践はできた、詳細は乞うご期待!

でも今回の失敗は二度としない。

(今日の論語)
「過あやまちてあらためざる、これあやまちという」

二度と繊維質はレースではとらないのだ。





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